【ストーリー】第4話マウント界の不思議

query_builder 2022/06/19
メイク垢抜け化粧初心者フェイシャルエステ

昨日の父の話をして、私を可哀想だと思った方ももしかしたらいるかもしれませんが、私は決して可哀想ではありませんでした。




  ある友人が教えてくれました。


「マウントした時点で負けを認めてる。自分じゃ敵わないってわかってるから、下にする事で安心しようとするんだよ。」



これものすっごくしっくりきて笑笑



でも私はマウントの世界観がわからないので、マウント界にいる母に確認してみたんです。



そしたら苦笑しながら


「だってさ、自分より確実に活躍する人だってわかるのよ。嫉妬の対象になるわよね。」





そうなんだぁ〜…




その時思い出したんです。



家族からマウント取られてましたが、ある時に父と兄が言ったんです。



「ゆきえが1番大人だよな。。」




「お前はそのままで良いんだよ。大物になる器がある。」




え、何?どうしたの?って笑




面白いのは、まずこのカースト制度を丁寧に教えて立ち位置を示す様な人たちだったんです。





「まずお父さんが1番上。

それからお母さん。

長男。

次男。

クッキー(犬)

ふーちゃん(犬)

その下がゆきえだからな。」


これを、笑顔で言う親でした笑笑




犬より下だと言われて育ちましたから、突然上の様なセリフを言われた時、若干驚きましたよ😂




あれが本音だったんだなって。



ゆきえが本気で怒ったら、絶対に勝てない。


ゆきえが本気出したら絶対敵わない。


だから、コントロールしなければいけなかったんです。


不安だから。

怖いから。



どこかでそれをわかっていて甘んじて受け入れていたのは私自身だったんです。




良かった事は、私が待望の娘だったということ。



どんなにマウントしようが、父親は娘が可愛いんです。


なので、

「カースト制度の頂点にいる人が1番可愛がっている人」

のポジションにいれたわけです。




厳しく育てられましたが、その分守ってももらいました。

過保護なほどに。




母よりも、父にしてもらった事の方が思い出があるんです。




私がやらかした事で何回か両親が校長室に呼ばれた事があるのですが、その度に父は私を全力で守ってくれたんですね。



口がうまくて説得力ある人ですから、先生もタジタジになるわけです。




泣いて帰れば泣かせた子の家に怒鳴りに行きそうになったり(全力で止めました)




殴った後、兄には謝らないけど私にだけは謝ってきたりwww




私が相談すると、すっごく嬉しそうにルンルンしたり笑笑




誰にも褒められないことでも父だけが気づいて、

「お前は凄いな。才能がある。」

と認めてくれたり。



誰にも話せない事を私にだけ話してくれて

「ゆきえならわかってくれると思ったんだ」って言ったりwwww



可愛い人なんです🤣




だから世間がみんな母に味方し父を悪者にしても、私だけが母を責めていました。



「違うよ、お母さんがお父さんをあんな風にしたんだよ。悪者になるしかなかったんだよ。被害者面は楽で良いよね。さぞ気持ち良いでしょ。」



  私が母に直接そんな事言うから、母は面白くないわけです。




なぜならそれが真実だから、聞きたくないんです。



耳を塞ぐ事が得意な人でした。




さて、次回は母の話になりそうかな?笑

----------------------------------------------------------------------

mimoza8

住所:東京都八王子市館町541-11

電話番号:090-2654-2161

----------------------------------------------------------------------