【ストーリー】第11話 幼馴染
前回お話した帰国子女の転校生、大人になってからも仲良くて、たまに会ったり、電話で話したりするんですが、 何年か前に言われた事がありました。
彼女、絵がすっごく上手いんですね。
かなりこだわって描いていて、将来は漫画家になるんだなって思っていたんですよ。
でも漫画家になる事なく、普通に就職。
才能があるのに勿体無いなって思って聞いてみた事がありました。
「ねぇ、なんであんなに絵が上手くて、構成もしっかりしてて、こだわって描いてたのに、漫画家にならなかったの?」
彼女は言いました。
「近くに由希江がいたからね。」
どうゆうこと?!!!!
「絵が上手いだけじゃ漫画家にはなれない。近くにめっちゃぶっ飛んでる子がいて、そんなの毎日目の当たりにしたら、あー自分はなんて凡人なんだろうって絶望したよね。だから早々に諦められた。あんがと。」
待て待て待て✋
私はそんなにぶっ飛んでたのか?
ものすっごい抑圧されて 我慢して我慢してみんなに合わせて影を潜めて生きてきたつもりだったよ???????
どこが?
どの辺りがぶっ飛んでた?
その辺詳しく知りたいんだが!!!!
知りたーーーい!!!!
って言ったんだけど、
鼻で笑われて教えてはくれませんでした( ;∀;)
私は学校の中では、かなり溶け込んでいると思っていたので、大人になってから彼女にそう言われて、本当に驚きました。。
客観がないって、
俯瞰がないって、
こういうところなんだろうなぁ……
いろんな人に
お前のそこがダメなんだ!
しっかりしなさい!
ちゃんとしなさい!
みんなと合わせなさい!
なんで出来ないんだ!
そんな風に言われて育ってきた中で、勿論自分は何もできない子と思って生きてきたわけですが、
彼女は私を褒めるのがうまかったんです。
私がリズム感が無くて、ダンスや音楽は苦手意識があるのですが 彼女だけが私に言ってくれました。
「あー、さすがだね。リズム感がある。」
いやいや、私リズム感ないんだってばww
「違う違う。由希江はね、文字にリズムがあるんだよ。読んでて心地よいリズムで文章を書くから、すんなり心に響いてくるんだよ。」
え
天才じゃん
私が当時いつも家に1人でいて、お腹を空かせている事を知っていて、 たまにご飯を作って持ってきてくれたのも彼女でしたね。
「今日もオヤツないんでしょ?ほら、作ったから一緒に食べよ」
みんなが今日のオヤツや、昨日のオヤツが何だったかみたいな話をしてる時、私だけ話に参加できない事を、彼女だけが気づいてくれてたんですね。
(まさか山行って草食べてるとは言えず…w)
今思うと凄い観察力だよね…
お互いハッキリものを言うから、喧嘩も沢山したけど、なんだかんだ助けてもらっていたなぁーって感じます。
あー、思い出したら会いたくなってきたなぁ〜
連絡してみよー
mimoza8
住所:東京都八王子市館町541-11
電話番号:090-2654-2161
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