【ストーリー】第13話 命と感情を学ぶ旅のスタート

query_builder 2022/07/04
メイク垢抜け化粧初心者フェイシャルエステ

ある日突然、我が家にワンコがやってきました。


ゴールデンレトリバーの男の子。


名前をアルバといいました。



パパとお兄ちゃんが大好きな可愛い子でしたが、割と早い段階で亡くなってしまったんですね。




この時私は命というものにあまり興味がなくて、アルバに好かれていたわけでもなかったので、亡くなってしまったことは悲しかったけど、涙が止まらないみたいな事はありませんでした。


しかし家族はそうはいきません。


特に母が大号泣していて、ひたすら自分を責めていて、手がつけられない状態に。



こんな母を後にも先にも見た事がなかったので、私はアルバが亡くなった事よりも、母の取り乱した姿にひどく動揺した記憶が残っています。





父も兄もみんな泣いていました。




この時私は、


「この人達も涙流せるんだ。。

そういう感情あったのね。

驚き。

母はなんでこんなに自分責めてるんだろ?

母のせいじゃないのに、変なの。」



そんな風に冷静に家族を観察していました。




今思うとほんっと…冷めた子…😩






今まで強気で私にマウントしてきた人達が、アルバの死をきっかけに途端に崩れてしまったんですね。





それが不思議で不思議で仕方なかったんです。




人の感情や、命というものに、とにかく鈍感な子でした。





この先時間をかけて、人の感情や命の尊さという事を様々な経験を通して学んでいくのですけど、そのきっかけとなった日でした。





アルバが亡くなったのは私が7歳か8歳くらいの時だったのですが、



アルバの死を心底悲しんで、泣く日がきたのは、なんと23歳の時…😅




何事も遅咲きヤローなんです←





23歳にしてようやく、あの日家族が泣いていた感情や、母が自分を責めていた気持ち、涙が止まらなくて取り乱した理由がわかりました。




私の、感情を学ぶ旅が、このアルバの死をきっかけにスタートしたなと思います。



アルバ、本当にありがとう。


だいっすきだよ❤️❤️



またどこかで、必ず会おうね♡

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mimoza8

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