【ストーリー】第15話 10歳の約束と在り方

query_builder 2022/07/09
メイク垢抜け化粧初心者フェイシャルエステ

私が人生の在り方を決めたのは、10歳の頃でした。




家庭科の授業だったのかなぁ…



社会科の授業だったのかなぁ…






ある先生が、「世界の主食」を教えてくれました。






それを食べている人の写真付きで、

「これは〇〇国の〇〇って名前のご飯」

みたいな感じで。







それで、確かトルティーヤの写真が出てきたんですよね。




そしたらある男の子が


「そんなペラペラのご飯食べてお腹いっぱいになるの?」


という質問をしました。



おぉ〜良い質問する〜✨


なんて感心しながら先生の返答を自分で予測していました。





私の癖なのですが、人がこう言ったらこう返ってくるだろうってゆー会話の予測や統計を取るのが好きで、昔からよくやっていたんですね。




それで私が予測した返答は


①「先生食べたことあるけど、結構お腹に溜まったよ」


②「先生もわからないけど、それが普通なんだから良いんじゃない?」


③「あーね、いつか君が食べてみて、先生に感想を教えてよ」


だいたい3択くらいを1秒以内に考えて、どれでくるかなぁ〜なんて思っていました。





そして先生の返答は















『この人達からしたら、日本人こんな小さい粒食べて本当にお腹いっぱいになるの?って思ってるよ』


















その瞬間教室内はドッとわき、皆ケラケラ笑っていました





が、













私はあまりの衝撃に教科書を落としました。










それは、予測が外れたことに驚いたのではなく、


先生が相手の立場で言葉を伝えた事に驚き、衝撃を受けたのです。






実は私、世界がどうとか、誰が何という話は、二次元的な感覚で捉えていたんですね。



世界に私の知らない人種がいて、肌の色も言語も文化も歴史もアイデンティティも違う人間がいると言うのを知識では知っていたのですが、どうも写真や映像の、おとぎ話の様な感覚だったんです。






他人事ってやつですね。







そんな中で、先生はその会ったこともない写真に写る誰かの気持ちを代弁する様に伝えたんです。








その瞬間、



この人達も私と同じ人間で、息をして血が流れて私と同じ感情があるんだと知ってしまったんです。












青天の霹靂でした。









みんなが笑っている中で私だけが目も鼻も口も開けっぱなしで放心。








そしてその話が終わった後、どうなるかというと、発展途上国の話になるわけです。






これはもう、、辛かったですよ。










自分と同じ人間だと知ってしまいましたからね。








もう他人事ではいられなくなってしまったわけであります。










またこの頃、発展途上国ブームみたいなのがあって、その国のドキュメンタリーやCMや、写真なんかがバンバンテレビで流れていた時代でした。










そして決めました。














「私はシェルターを作る」←え













10歳ですからねwwwwww











多めに見てください😂












女性や子供やお年寄りをシェルターに匿って守ろうと思っていたんですよw









でもそれはどうも違うらしいって事にすぐに気づいて、あーでもないこーでもないと考えるわけですね。











これを、大人になってからもずーーーーーっと考え続けているわけです。


















実は今も、ある程度こういう事をしようという構想は考えていて、その為の1つに、メイクや自己愛向上プログラムというのをやっているのです😊












全ては、この10歳の時の衝撃と、当時在り方を決めた自分との約束がきっかけだったんですよね。










私の土台は、ここにあると思います。

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