【ストーリー】第18話 近所の若夫婦との出逢い

query_builder 2022/07/19
メイク垢抜け化粧初心者フェイシャルエステ

たしか、、9歳か10歳くらいの時



近所に若夫婦が引っ越して来ました。 。


子供のいないご夫婦でしたが、近所の子供達とあっという間に仲良くなっていました。



私もその1人で、本当に良くしてもらいました。





動物が好きで、海外とオーガニックが好きなちょっとスピ系の女性でした。





なんか、この一文だけでどんな人がちょっと想像できるでしょ?笑






うちの飼い犬が怪我をして、つきっきりで面倒を見なければいけない時も、

うちは共働きで、そんな事が出来るわけもなく、

病院は高すぎて預けられないって時に、このご夫婦がうちの犬の面倒をつきっきりで診てくれました。



沢山写真を撮って経過を教えてもくれました。




今思うと、うちの家族は本当に無責任で図々しいなぁ…と猛烈に恥ずかしいのですが🫣💦




同じくらいの年齢の友達とワチャワチャ遊ぶのが苦手な私は、

よくこのご夫婦のお家にお邪魔してました。



このご夫婦に教えてもらった事が沢山あります。




一緒にパズルをやって、パズルを完成させるコツ

1人でも出来るトランプ遊び

ドーナツの作り方

手作りのお菓子がどれほど美味しいのか

商品の箱詰め(なんか商売してたのかな?)

ユーカリの香り

猫の愛で方

テーブルコーディネート

海外への夢を膨らませられたのも、このご夫婦の海外旅行の話を聞いた事が1つきっかけでした。



今思うと、よくまぁあんな子供に毎日付き合ってくれていたなぁ…と。



感謝と尊敬しかありません。



あー、もしかしたら、、この人なら大丈夫なのかもしれない…


なんて気を許してしまった事がありました。




うっかり、視えたり聞こえたりする時がある事を言ってしまった事がありました。




その時は、

「子供は純粋だから、聞こえるんだねぇ✨」

なんて言うので、あぁ、やっぱりこの人は大丈夫なんだー✨

なんてホッとして、素直に喜んでいたりしました。














でもある時から少しづつ様子が変わってきました。





近所の子供を怒る様になったんですね。





わりと正論的なことを言っていたので、子供達は素直に謝ったりしていました。






でも私は1人、モヤモヤ。






あ、また違う子が怒られてる…






あ、また謝らせてる…







……











モヤモヤモヤモヤ…











そうだ 私も怒らせてみよう








どこまでしたら怒るんだろう…









このモヤモヤの正体を知りたくて、



あえて怒られに行った事がありました←やな奴w





案の定めっちゃ怒る。





正論を言ってくる。






遠回しに、謝る様に促してくる。








その時私はやっと気付きました。










あー、この人は違う。






違った。







気を許して良い人じゃなかった。








自分を内側を見せていい人じゃなかった。









内側のドロドロが見えてしまい、酷い吐き気と嫌悪感。








信頼して大好きだった人は、一瞬にして危険人物へと姿を変えました。








これは、、、なかなかに堪えました。






期待していたんですね。






私が観ている世界が理解出来る人がいるのだと






そしたらもう私は孤独じゃないんだと。






縋ってしまったんです。







その自分の心の弱さに気付き、情けなく、心底恥ずかしかったです。





しかしすぐには自分の弱さを認めたくなくて…






私がソロに選ばれた合唱のお披露目会を学校でした時、

母が来てくれてめっちゃ気合い入っていたのですが

母の隣に彼女がいたのを見つけ


自分のテリトリーを汚された様な不快感に襲われ、


ソロを歌わずあとでめっちゃ先生に怒られた事がありましたwwww


(自分勝手な奴←反省してます、本当にごめんなさい🙇‍♀️)


エゴ丸出しwww🤣🤣🤣



そんな事があったにも関わらず、コンテストのソロを外すことなく、

信じて任せてくれた先生や、仲間達には感謝しかありませんでした。。





彼女の内側を見抜く事が出来ず、自分の勝手な期待がフィルターになってしまい、


幻想の中にいた事を気付かされました。


その後何度も謝る様に促してきましたが、その度に無視。


謝る事はとても簡単だったのですが、それをしてしまったら自分が守れなかったんですね。


当時は自分の柔らかいところを守る為に必死でした。




そして私は絶対に謝らない事を決め、

今までお世話になった事を本当に感謝して、尊敬して、


そしてもう私には必要ない人だと縁を切ると決めました。(生意気な小学生だったのねw)




そしたら不思議な事に、それからすぐにご夫婦は離婚し引っ越していきました。




あんなに仲の良かった近所の人に挨拶一つする事なく、一晩のうちに居なくなってしまったのです。




それから彼女とは私が高校生の頃、偶然再会したのですが、その時私が謝らなかった事をずっと根に持っていたみたいで、


「ゆきえちゃんは謝ってくれなかった」


と言っていました笑



7年後よ?!🤣




そんなに謝らせたかったんだねwwww




勿論無視しましたがw



こう言う人には気をつけようと心に誓いました。




誓いましたが、私はどうも…

こう言うタイプの人を何度か引き寄せてしまい、


その度に似たような事があり、

また縁を切り

被害者面されたり、責められたり、怒られたり、世話されたり、裏切られたりというのを何度も繰り返しました😂←学ばない奴




その度に毎回毎回、自分の心の弱さを目の当たりにしてきました。




すぐ期待する

すぐ幻想に生きようとする自分というのを、そういったタイプの方達を通して、教えてもらい、軌道修正しながら、自分のアイデンティティを構築していった気がします。




私の心の弱さが明るみにでた最初の人が、この女性だったので、強く記憶しています。




今も本当に感謝しています。


多くの気付きと、多くの学びがありました。


本当に、ありがとうございました。


どうかあなたが、幸せに笑ってくれていますように。。

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mimoza8

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