[マイストーリー]ざっくりと夢を叶えた話を
もともと身体の強くなかった人間がそんな生活をしていましたから、もちろん身体を壊すわけで。
日常的に血尿が出ていたので、流石に我慢の出来ない痛みに病院へ。
「今の生活を続けていたら、妊娠は難しいですよ。」
今思えば、この一言が1番私を絶望に叩き落としたなぁと思います。
子供の存在は、真っ暗な世界で生きる私の僅かな希望だったんですね。
結婚というものに対して執着はなかった。
男は誰でも良かった。
恋愛結婚なんて、なんてコスパが悪いんだろうとさえ思っていた。
ただ、どうしても子供が欲しかった。
そんな僅かな希望さえ、奪われた気分だった。
希望が無ければ、人は生きてはいけない。
選択肢は死しかなかった。
しかし、何度自殺をはかっても、何度も失敗をする。
おかしい。今度こそ完璧な計画だったはずなのに。
何故か失敗する。
そこでやっと、親戚が私の現状に気づいてくれた。
共通の知人から私の現状を知ったようだった。
親戚から親へ連絡がいったようだった。
親がやっと、親らしいことをしてくれた。
私は倒れ、約1年と少し、立ち上がれなくなり、
床に伏した。
動けないけど、穏やかだった。
初めて、暇という経験をした。
屋根もある。壁もある。お湯も出る。
布団で横になれる。
夢を見ているのかと思った。
実は死んでいて、ここは死後の世界なのかもしれないと本気で何回か思った。
その後リハビリをしてから、メイクの仕事をし始めた。
恋愛結婚反対派だったので、何度もお見合いをした。
尽く惨敗。結婚詐欺だと思われていたようでw
そんな折り、運良く妊娠。
奇跡だった。
お医者さんには危険性のある出産だと言われたし、何度か流れそうにもなった。
それでも無事に産まれてくれた。
女の子だった。
2人目の妊娠も、かなり危険だった。
遺言書を書いたくらいには。
それでも無事に産まれてくれた。
女の子だった。
小学生の頃から変わらない、大人になっても、私の夢は「普通の日常」だった。
自分には分不相応な夢だと思っていた。
大きすぎる夢だと思ってた。
あの時、電話ボックスのチラチラ光る蛍光灯を見ながら見た夢の風景を、私は叶えていた。
気づけば、大きすぎると思っていた夢を、全部叶えていたのね。
相変わらず現実で辛いことは多い。
思い通りにはいかない。
そんな時、あの頃の生活を思い出してみる。
何度でも、あの頃の自分に会いに行く。
「大丈夫、あなたの夢は全部叶うよ」
そう言って、自殺しようとしてる自分の邪魔をする。
「今死んだら、可愛い娘達に会えないよ」
そう言って、何度でも邪魔をする。
何度も自殺に失敗して悔しがる自分の顔を見て、面白くて笑う。
それから抱きしめる。
夢が叶うまで、あと少し。
その分だけの生命力を分け与える。
これは、特別でもなんでもない。
ありふれた普通の女の子が経験した、
よくある日常の話。
#日本むかし話 #現代版
mimoza8
住所:東京都八王子市館町541-11
電話番号:090-2654-2161
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